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いつかのカウンセラーさんたち

先日、あるヒーラーさんと食事をする機会がありました。



お話を伺っていて、やはりこういうお仕事は、精神的に病んでいるお客さんも多いですし、ボランティアでやっているわけではないので、集客のために、意に沿わないこともしなくてはならないらしく、色々大変なようです。




私は、ヒーラーやカウンセラーの仕事は、とても大変な仕事だと思っているので、なりたいと考えたことはないのですが、HSPやエンパスの方とかは気質的には適職でもあるので、希望されている方も多いかもしれませんね。




私はヒーラーやカウンセラーではないのですが、心を病んだ方と接する仕事を一時期していたので、綺麗事ではない大変さを少し知っています。




そして私自身が、カウンセラーやヒーラーさんには昔からお世話になっています。




今はスピリチュアルカウンセリングなどで、転職の相談や自分自身の相談などを時々して、参考にさせてもらう程度ですが、学生の頃はそれはそれはお世話になりました。





高校生の頃、精神科の病院に通院していたので、そこの医師の先生にお話を聞いてもらったり、市でやっている相談室をよく利用していました。



親は無関心なので、勝手に私が予約して通っていました(笑)




あと一番、よく利用したのが、心の電話やいのちの電話です。




高校生の頃、毎日死にたいと思っていたので、死にたい気持ちが抑えられなくなると、衝動的に電話をして話を聞いてもらっていました。




他にも電話をかけている人がいっぱいで、なかなか繋がらないことが多く、夜中じゅうずっと、何回も何回もプッシュボタンを押し続けて、ようやく繋がったときは、ああやっと今日も1日なんとか死なずに生き延びられる、と絶望のふちから救い上げてもらったような、心の安定剤のような、そんな居場所でした。




電話が繋がらなかったら、今日こそ死のう、と毎日そんな気持ちでした。




相談電話窓口が私の生命線でした。





あの頃、相当病んで追い込まれていたので、ほぼ毎日タウンページを見ながら(今みたいにインターネットが普及してなくて、調べるのもアナログだったのです)、片っ端から行政がやっている色々な相談電話や、いのちの電話に電話をかけていました。




親は電話代がかかってるんだから!と怒っていましたが、自殺未遂をしても学校を辞めたいと泣いて訴えても、怒ったり、責めたてるだけの親の態度にますます絶望感や孤独感、自殺願望をつのらせ、私の電話相談依存は止まりませんでした。




でも、あの頃、夜中じゅう話を聞いてくれたカウンセラーさんたちがいたおかげで死なずに、今幸せに暮らしています。





もう会えることはないですけど、会えたらいつかのカウンセラーさんたちにお礼を伝えたいですね。









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HSP、エンパス