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義両親と自己犠牲の傷が痛むこと

夫の両親たちは少々、押しが強めなところはあるものの、愛情深く優しく常識的な方達だと思います。




だけど世の中のお嫁さん達は、共感してくれる人が多いと思うけど、そんな良い方達でも私はとても気疲れしてしまいます。




それは特に私が、HSPでエンパスなのもあり、義両親たちの気持ちや「嫁なんだからこうして欲しい」「嫁はこうするもの」など、こちらへの無言の期待や要望に自然と同調してしまい、ついつい期待されている通りに先回りして動いたり、発言をしたりしてしまうなど、こちらが勝手に過剰同調し過ぎてしまうためだと思っていました。





そして最近、気づいたことは上記のついつい空気を読んで過剰同調してしまい、私にバウンダリーがないのも理由にあるけど、もっとコアのところに私の自己犠牲の傷の問題がある事に気がつきました。





私の自己犠牲の問題とは、小さい頃から相手や周りの空気を優先して、自分の気持ちを飲み込み、相手を立ててばかりで、いつも自分の気持ちを蔑ろにしてきたことでした。





私は小さい頃からアダルトチルドレンゆえか、自然とそうして生きてきていて、その自己犠牲で抑圧されたインナーチャイルドが訴えてくるように、時々、引き起こす人間関係の問題などにも騙し騙し対処しながら、なんとかこの年まで生きてきました。





それで、私は義両親に会うと、この自己犠牲のインナーチャイルドの傷が疼くのです。





「私の感情がまた蔑ろにされている」

「こちらが相手の機嫌や感情、欲求にすごく気を使っていても、相手からはこちらの感情を気づかわれることはない」

「他の人が優先されて私はいつも後回しにされる」





私のこれらの過去の傷が、義両親と会うとどうしても疼くのです。





日々、会社や友人関係などの外の世界ではいくら自己犠牲をしようが、まあこれも社会生活を波風立てずに円滑にやるにはしょうがないことと、なんとか目を瞑り騙し騙しやってこれました。





ただ義理の関係のような逃げられない関係だと、どうしてもこの私の中にいる自己犠牲で抑圧されたインナーチャイルドを見て見ぬふりができなくなり、私の心の傷が反応してしまうのです。





一応書いておきますが、義両親には全く非はなく、とても良い方達だと思います。





ただこれは私が義両親との付き合いを通して向き合わないといけない私の魂の課題のようなもので、私が抱えた自己犠牲のインナーチャイルドを癒す必要があるということです。





これは私の中にまだ癒やされるべきインナーチャイルドがいるということで、それ以上でもそれ以下でもなく、外側の誰かのせいではなく私の問題なのです。






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