大学の席で辛かったこと
また昔の何気ない思い出を語ります。
大学に入って、同じクラスに友人ができました。
その友人といつも一緒に授業を受けていたのですが、大学の席って基本、自由じゃないですか。
それでその友人はいつも教室のちょうど中央部分の席(前後左右どちらから見てもちょうど真ん中あたりの席、対角線が交わるちょうど中心点のあたり)に座りたがるのです。
友人的にはバランスよく黒板が見える席で、前過ぎず後ろ過ぎずの席でちょうど良い席だと思っていたのだと思います。
それでですね‥。私はこのど真ん中の席に座るのが超嫌だったんですよ‥。
私は高校の時のいじめの後遺症もあって、他人の視線がとても怖くて、対人恐怖気味になっていたこともあり、ど真ん中の席の前後左右どこからも視線を感じる席は落ち着かないし、正直窮屈でしょうがないのです。
私の希望としては、左右どちらかの一番端の席で、やや後ろのあたりの席にひっそりと座っていたかったのです。
壁の花みたいな目立たない席が良かったのです。
ならその友人に自分の希望くらい言えよ!って思いますよね。
当時は言えなかったんですよね〜😅
「後ろや端の方だと黒板見えにくいし、先生の声も聞こえにくいじゃん。誰もあんたのことなんて見てないわ。自意識過剰だわ!」
と思われそうで。
(というか、実際、友人は「黒板見やすいから、この席がいい」って理由を言ってた記憶がある)
何より人の視線が怖いと思っている対人恐怖症気味の自分を晒す勇気がなかったのです。ドン引きされそうで。
友人の前ではメンヘラであることを隠したかったのです。
メンヘラな自分を拒絶されるのが怖かったのです。
友人は真面目で授業に意欲のあるタイプなので、ただ単に集中して授業が聴ける席に座りたかっただけだと思うし、私が人の視線が怖いなんて言ったら「は?」と思われそうで‥。
ただもしかしたら、あの時、友人に「この真ん中の席は落ち着かなくて嫌なんだよね。もっと隅の席にしない?」って言えば、「そうなんだね。わかったよ〜」と言ってくれたのかもしれません。
結局、言えなかったので、どうなったか結果は今となっては分かりませんがね。
だから自分の希望を言わなかった自分が100%悪いのはわかってるのですが、いつもど真ん中の席に座って、左右前後から視線を浴びている(←自意識過剰)状態は、対人恐怖気味の自分には落ち着かないし、不安だし、まるで拷問のように感じられて、とにかく内心、嫌で嫌でしょうがなかったです。
友人は何も悪くないのに、言えなかった自分が悪いだけなのに、内心ちょっと友人に怒りすら感じてしまったりとかね(笑)
いや、これは冗談ですけど、それでもやっぱあの席は辛かった‥。
私の場合、大学の頃、この事件があったので(大学時代嫌だったこと)、あながち視線を感じるのは私の100%自意識過剰というわけでもなかったのが辛いとこでしたわ。
‥っていうか、我慢してないで言えよ!って話ですよね。
友人何も悪くないのにごめんよ。
あの頃、メンヘラすぎて心の傷もまだ全然癒えてなくて、そんな対人恐怖症で人の視線が怖い自分を隠して平気なフリをするしかなくて、とにかく生きづらかったわ‥。