報われない地獄ループと「私の感覚は正しい」
先日、インスタでフォローしている方のインスタライブがあって、そこで「自己否定」のお話になりました。
その方は昔、自己否定がひどくて以下のような感じだったみたいです。
「なんでも全て自分が悪いんじゃないかと思っていた。
自分が悪いんだから自分の悪いところを見つけて直そう。
相手を嫌ってはいけない。
相手にも良いところがあるのだから、相手の良いところを見るようにしよう。
自己反省して、悪いところは直して、謙虚にしていれば嫌われないだろうと、謙虚にしていたら何も悪いことしていないのに、ますます攻撃されて人から嫌われる」
完全に私と同じすぎて笑いました。
攻撃してくる相手を悪く思ったり、嫌わないようにして、なるべく相手の良いところを見るようにして、自分の悪いところは極力直すよう努力して、常に自分を省みて謙虚に生きれば生きるほど、理不尽な攻撃を受けたり、嫌われたりするエンドレス負のループ(笑)
ここは地獄ですか、と。
もうこうなると「私の何がいけなかったの!?」「もしかしてまだ反省が足りてない!?」(←そういうとこやぞ)「これ以上、どうしろと!?」と大パニックですよ。
で、その方は「相手が正しい。私が間違っている」というマインドから「私は常に正しい」というか「私の“感覚は“常に正しい」というマインドに切り替えて生きるようにしたら、人から攻撃されたり嫌われたりすることもなくなって、あれだけ自分を嫌っていた人がご機嫌を取ってきたり、周りの対応がガラッと変わって人生が生きやすくなったそうです。
“私の感覚は常に正しい“
この言葉のニュアンスをよくよく考えてみると、確かに!ってなる。
確かに私の“感覚は“常に正しいわ!
と言うことは、相手の感覚も相手にとって常に正しいわけで、それでいいんだよね。
自分の感覚も相手の感覚も尊重するということで。
自己否定してると、「今の自分の感覚これで合ってる?」「自分の感情これでOK?ちゃんと適切になってる?」「こう思うのって合ってる?間違ってない?」「こう感じてていいのかな?」と、誰かにこう感じてて大丈夫かどうか確認したくなるというか、許可もらいたくなる。←重症
自己否定中は自分の感情や感覚すら信じられなくなってしまうだよね。
余談ですが、昔から私の周りは「相手が間違ってる。私の方が正しいのに!」と憤慨するタイプばかりで、私が「相手が正しくて自分が間違っていると思ってしまう」と言うと、鼻で笑われるか「どういうこと???」みたいな感じになって、変人扱いされて全く理解されないことが多かったんですけど、みんなの周りはどうかな?
別に良い子ぶってそう言ってるわけじゃなくて、昔からガチでこういう思考回路で、本当にそう思ってるんだけど、おかしい人扱いされてあまりにも理解されないと、ますます自分の感覚は人とは違うのか‥と疎外感を感じるんだが‥。
もしかして本当はみんなも「自分が間違ってるかも」って実は思ってるけど、そう言ったら、弱い人認定されて攻撃される危険があるから、あえて「私は悪くない!」って強がってるだけなのだろうか?謎。
いや、おまえがアダルトチルドレン重症ってだけだろ!というオチ。