自分を嫌う心との縁切り
夏至より少し前の時期に、某神社にお参りに行った時の話です。
私はお寺や神社参拝が趣味なのですが、基本的に願掛けはしません。
理由は転勤族で全国あちこちに引越ししているので、願掛けをして万が一、願いが叶ったときに、その時すでに転居していて、その神社から遠く離れていたりする可能性もあり、お礼参りにすぐに行けるとは限らないからです。
ですが、最近参拝したこの某神社で、私はなぜかふと思い立って、普段は基本的にしない願掛けをしてしまったのです。
それは「自分を嫌う心と縁切りができますように」(切実)というお願い事でした。
いつもは絶対に願掛けはせずに、日常の感謝を伝えるのみですが、この日だけはなぜか自然とこのお願い事が心の中に湧いてきて、神様にお願いしてしまいました。
本殿でその願掛けをした後、おみくじを引いたらまさかの“凶”でした。
おみくじの内容は要約すると
「自分を偽ってはならない。本当の自分で生きなければならない。言葉には魂がある。良い言葉、優しい言葉で人を慰め、労りなさい。棘のある言葉は人を傷つける」
でした。
“良い言葉、優しい言葉で人を労りなさい。棘のある言葉は人を傷つける“のくだりは、他人に対しても、もちろんあるでしょうが、今回の場合は、自分に優しい言葉をかけ、自分自身に否定的な言葉を使うな、と言われているように感じました。
まさかの凶でしたが、内容は心当たりがありありなので、忠告はありがたく素直に受け取りました。
その後、境内にある鯉がいる池に行き、しばらく池の中にある噴水を眺めていると、虹が出現し始めました。

よく見るとダブルレインボーになっています。
しばらく見ていると、虹はどんどん横に広がっていきました。
最終的に池いっぱいになりそうなくらい、ビヨーンと横長に広がりました。
この後、噴水は時間式だったみたいで、ピタリと噴水が止み、それとともに虹はサッと消えました。
虹が出現していたのは、時間にして数秒の出来事でした。
おみくじで凶を出してからの、この虹の演出といい、短時間での神様の翻弄させ具合⬇︎⬆︎がすごい(笑)と思いました。
おみくじの凶で、日頃の心の中の言葉での自己否定、自分いじめの悪癖をたしなめられましたが、きっと本殿での私のお願いを聞いてくださったんだと思いました。
また、近いうちにお礼に行かなければ。