自分とは違うタイプの人の悩み
YouTubeを見ていて、とある女性が
「自分は背が大きくて顔立ちもキツそうに見られるタイプ。性格もハッキリものを言う性格なので、いつも人から強い人だと思われる。
それで弱そうな(弱そうに見える)人とトラブルのような状態になった時に、弱そうな人に非があったとしても、自分の強そうな見た目と性格ゆえか、自分の方がいつも加害者側に見られてしまうことが多い。
弱そうな人は本人が悪くても弱さを盾にして被害者ぶって強く見えるこちらを加害者に仕立ててくるので嫌だ」
みたいな事を言っていました。
私の場合、この方が言う”被害者ポジションに入りたがる弱そうな見た目の人“の方にタイプとして当てはまるので、自分と違うタイプのこの女性の意見になるほど!というか、自分と違うタイプにはこういう悩みがあるのか、と思いました。
この女性の方が言うに「自分は昔から強そうな見た目とハッキリした性格ゆえか、”強い人“、”いじめっ子タイプ“、みたいに周りから勝手に思われることが多いのが嫌だった。本当はこんなに傷つきやすくて弱いのに。弱そうな人はこういう自分をすぐに強い加害者みたいに仕立ててきてズルい」と言っていて、おお、私が思っていることと真逆だぁと思いました。
私の場合、小さい頃から内向型HSPゆえか「橙さんは大人しい、気が弱い。何言っても怒らなさそう。小さいことを気にしすぎ。クヨクヨするな。橙さんは弱いから無理だ。もっと強くなれ」みたいに、親や学校の先生、周りからも耳タコなほどこう言われてきて、「いや私、こう見えて結構誰よりも図太いんだが?弱い弱い言うのやめてくれ!」と思って生きてきたんで、確かに神経質で過敏で気が小さい性格だけど、そんな言うほど弱くねえわ!こっちはゴキブリ並みに芯は強いわ!と密かに思って生きてきたんですよ。←まあ、実際こうやって思ってるだけで言い返せないところが確かに弱いのかもしれんが。
私のような一見、か弱い(?)タイプは、平常時は確かにいつもほっこりニコニコしてて気弱そうに見えるかもだけど、例えばタイタニックみたいな有事の状況になったら、私は救命ボートから他の人を引き摺り落とし、自分さえ助かればいいと全力で我先に救命ボートに乗ろうと、誰も見たことない力強さとアグレッシブさを発揮するタイプですわ(←いや、そういう話じゃない)。自分は間違いなくこういうタイプだと思う(笑)
ものすごく脱線したので話を戻して、自分は外見と性格から弱く見られる事、それによって舐められがちなことが小さい頃からコンプレックスで、それ故に「いやそんなに言うほど弱くないんだが。大人しくもないんだが?」と内心、反発心を抱えて生きてきたのですが、先の女性みたいに強く見られがちなタイプは自分とは真逆の悩みがあるんだな〜と。
で、私が「はっきりズバズバ言う人こえーな」と内心思っている、一見、強そうに見える相手からは「弱そうな人はいつもはっきり言わないで責任回避して、都合が悪くなるとか弱いふりして、こっちを加害者にしてきてズルい」と思われていたんでしょうね。なるほど。
確かに、一見こういうハッキリしていて強そうに見える人って実際は本当の意味でか弱い人なんだと思う。なんでみんな私みたいな一見大人しそうでか弱そうなタイプに騙されるかな〜と思う。こっちはそんなに思ってるほど弱くもないし、だいぶあざといで?と思う。
だって一見、強そうな人はそういうふうに虚勢じゃないけど、強くしてないと本当は弱い自分を守れない、隠せないってことだもんね。
私の場合、なんとなく無意識下で自分はとてつもなくポテンシャルが強いから、エネルギーが強いから、そんな自分がバレて攻撃されないように、目立たないようにしなくちゃ、強さを隠して柔和な感じにしてなくちゃ、と思って生きてきてきました。無意識なんですけど。
本当は弱い自分を隠さなくちゃ⇔本当は強い自分を隠さなくちゃ、で一見、強く見える人と意識が真逆なんだな、と思いました。どちらも逆ベクトルで防衛本能が働いている。
私の場合、自分の強さは何かと言われれば、表面的な口の達者さ、負けん気の強さではなくて、なんというか、念の強さ、得体の知れない潜在エネルギーの強さのことなんだと思います。
一見、わかりやすい口喧嘩の強さ、人に対しての負けん気の強さみたいな強さは私にはないです。むしろ負けるが勝ちだし、クイック土下座並みにすぐに謝るし、負けず嫌いでもないのでね。人に対して何も言えない性格だし😅
だけど、隠し持った潜在エネルギーが強くて、この本性を勘付かれると不気味がられたり、攻撃されたりするので、これを隠さなくては!普通にしていなくちゃ、という意識はずっとあったなぁと思います。これは過去世の影響もあるかも。
そんなこんなでYouTubeを何気なく見ていたら、自分とは違うタイプの新しい視点を発見してほーと感心したので書いてみました。
内向型HSPの気弱で大人しい性格を小さい頃から散々責められすぎて、ついに頭がおかしくなって中学2年生並みにイキり散らかして書いてしまいました。