多分人間ドラマが好きすぎた
薄々気づいてはいたんですが、今までの人生の中で色々、辛いことやピンチなこと、困難なことってあって、しかも過去世でもやたら奴隷多めのハードモードな人生が多かった私なんですけども、「こんな辛いことを乗り越えた私」「こんなこと経験しちゃった私」「乗り越えた私ってなんだかんだ最強じゃね?」と、魂のどこかで、悦に入っているというか、楽しんでしまっている自分に気がつきました。
スピ界隈では過去世自慢というものがあって、例えば「私はマリーアントワネットの生まれ変わり」や「前世は坂本龍馬」等の有名人の生まれ変わり系自慢や、「前世は王族だった」とかのやたら富裕層で地位が高かったとか、高貴な身分だった的な自慢があるあるなんですけども、私の場合はスピ仲間に「私は大体いつも奴隷なの!(笑)」とか「犯罪者で牢屋にずっと入ってた」とかのアウトロー自慢をやたらしてしまいます。
「私は前世お姫様だったの」と同じノリで、なぜか誇らしげにしてしまいます。聞かされた相手も、どこから目線のなんの自慢なんだかワケワカメという感じで困惑していました。
なぜ私はいつも過去世アウトロー自慢をしてしまうのか‥。現にこのブログでも散々してるし。ふと思ったんですけど、多分「こんな苦労をくぐり抜けてきた俺かっこいい!俺つえー!」って、どっかで思ってるからなんだろうな‥と今更ながら自覚しました。
思ってるだけならまだしも、顕在意識ではいくら辛いと思っていても、多分なぜか魂のどこかで、この人間ドラマを楽しんでいるから、人間ドラマがいつまで経っても終わらない。いつまでも、人間ドラマに巻き込まれる。ドラマ起こしがちな人生になってしまっていたんだと思う。過去世も今世も。
地球は人間ドラマを楽しむテーマパークのような星と言いますが、そういう意味では私は過去世からめちゃくちゃ地球での暮らしを謳歌してしまっているんだろうな、と思います。
「私の人生はいつも社会の最下層で、貧困、虐待、差別などの苦労する人生。そしてそこから不屈の精神を手に入れる」という、こういう一種の刷り込みみたいな、いつの時代もこういうシナリオのドラマを演じるみたいなのが、私の魂には出来上がってしまっていたようです。
しかし、今はせっかく平和な日本に生まれたことだし、もうそろそろ、こういうドラマは楽しまなくていいんじゃなかろうか。今まで散々やってきたし。
過去世からの刷り込みで、今世もついつい、逆境を乗り越え、不屈な精神の俺かっこいい!を心の中でやってしまっていたんですけど、もうそろそろこのドラマしなくてもよくね?と最近、気づき始めました。
逆境を乗り越える俺最強もいいけど、もっと平和でほのぼの楽しいドラマもそろそろいいんじゃない?と最近、思うようになりました。