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醜形恐怖症と生きていく

少し前にも同じような記事を書きましたが、最近、プライベートでzoomを使う機会がちょくちょくあり、その影響か、醜形恐怖症が再発しそうになっています。





あるネット記事を見たのですが、コロナ禍でzoomなどのオンラインを使用する機会が増えて、自分の顔に悩む人が増えているのだそうです。





ウェブカメラで四六時中、自分の顔を見ていると、メンタルに影響を及ぼし、自己肯定感が低くなりやすいという研究結果もあるそうです。





私もなんとかこれまで、自分の顔の欠点は見ないように、気にしすぎないように、騙し騙し生きてきましたが、zoomのカメラで自分の顔の欠点をこれでもか!と見せつけられてしまうと、せっかく騙し騙し生きて来たのに、悲惨な現実を突きつけられてしまったような感じで、最近、気分が塞ぎがちです。






醜形恐怖症は克服したと、自分では思っていましたが、こうやって、zoomをきっかけに自分の顔の欠点について、また思い悩んでしまうということは、潜在的な悩みとして、火種のようなものは結局、私の中に残ったままだったからなのかもしれません。






じゃあ例えば、私と同じようなレベルの顔の人がいたとして、その人も私と同じように醜形恐怖症になって悩むのかと言ったら、またそれは多分、個人で違うのだと思います。





表面的には容姿の悩みになりますが、結局のところ、根本には、不安や愛着障害、自己肯定感の低さがあって、それが容姿の悩みとして顕在化しているだけなのかもしれません。





人には色々、心のブロックと呼ばれるものがあって、ある人はお金のブロックが、ある人は健康に対する不安のブロック、ある人は人間関係のブロック、と言ったように、個人で抱えているブロックがありますが、私の場合、ブロックが容姿コンプレックスなのかもしれません。






「自分自身の容姿を受け入れること」これが私にとっての、人生で長いこと抱えてきた課題なのです。





もうこうなったら、この醜形恐怖症を、無理矢理なんとかしようとせず、醜形恐怖症に悩んでいる自分を丸ごと受け入れて、「ああ、今日も空に雲が流れているな‥」と同じテンションで、「今日も顔で悩んでいるな‥」と、この悩みとともに生きていくしかないのかもしれません






YouTubeを見ていると、醜形恐怖症の人たちが、自分の思いを語っているチャンネルをちらほら見かけます。





この中で醜形恐怖症を患う海外の女優さんのインタビューを掲載します。




  




彼女は小さい頃からバレエをしており、四六時中自分の姿を鏡で見ることで、醜形恐怖症を発症したそうです。





現在も、醜形恐怖症は完治してはおらず、時々、気分が落ち込んだりを繰り返しているそうですが、「自分自身を親友のように扱ってあげてほしい。自分自身を優しく労ってほしい」ということを、このインタビューで伝えています。





醜形恐怖症を抱えならがらも、前向きに生きることを伝えています。





私自身も自分の容姿を蔑むことばかりを考えずに、自分自身に優しくありたいと思いました。





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醜形恐怖症