最近のHSP考、感じたこと
私がHSPを知ったのは、5、6年くらい前になります。
ここ最近、テレビでも取り上げられるようになって、だいぶ一般の人たちにも、知られるようになってきましたね。
HSP診断テストの質問多いバージョンのやつを数年前にやった時は、スコアが112点の強度だったのですが、ちょっと前に、久しぶりにやってみようと思いたち、自分ではだいぶ点数下がって、今は中度くらいになってるんではないかなーと思ってやってみたら、数年前と全く同じ点数の112点の強度で変わっていなかったので、ちょっとびっくりしました。私はあの頃から何も変わっていないのだろうか。
と言っても、こういうHSP系ブログを書いていてなんですが、私自身はもうそこまで、HSPにこだわっていないんですよね。ただ、最初、知った時は、何て画期的な概念なんだ!と思いました。よくHSP界隈で言われますが、自分の今までの生きづらさの原因を説明してくれた概念というか。
しかし、所詮、HSPは人間の作った概念ですから、これから時代ともに概念も変わっていく可能性がありますし、絶対ではないと思うんです。ちなみに、HSPは医学的に認められている概念ではないですが、そもそも、私は医療の概念(特に精神医療の分野)自体も絶対ではないと思っている派です。心理学とかもそうです。時代とともに変わっていく部分もあるというか。全てではないですけどね。(変わらない絶対的な部分もあるとは思いますが)だから、私の中に絶対の概念って、基本ないんですよね。(←意味不明)信じるのは自分の感覚だけというか。
私は数年前に数回、HSPの集まりに出席したことがあります。今はめっきり行っていませんが。
よくHSPの方達が、ここ最近のHSP概念の普及に伴い、周りからのHSPに対する批判の声を受けて「HSPだからって、気を使って欲しいとか、配慮してほしいと言っているわけではない」と言っているのを、よくHSP界隈で見かけますが、まあ、私もそう思います。そもそも、HSPをリアルで公言するつもりもないですし。話題にも出すつもりないですわ。もし、話題に出たとしても、なんか最近、流行ってるらしいっすねーと流すと思います。(警戒の手は緩めない 笑)
でもね、そのHSPの集まりに参加して思ったのですが、配慮して欲しい人もいるのですよ。周りに配慮して欲しいと言っているHSPの方もいたのですよ。
いや、それをどうのこうの言うつもりはありません。そういうことを言う人はHSPではない、とも思いません。周りに気を使って欲しい、と思うに至るまでの苦労があったのでしょう。というか、そういうHSPもいて、不思議ではないと思います。人間だもの。HSPも人それぞれだな、と。あと、敏感で傷つきやす過ぎて、自分を守るためか、やけに攻撃的なHSPも見たことありますし。
ただ一つ言えるのは、HSPを公言して、周りに配慮して欲しいと思っているHSPも経験上、確実に存在するということです(断言 笑)
HSPも本当人それぞれで、音とか光、匂い、触感などに敏感な感覚過敏の人、人の感情に左右されやすく、共感しやすいタイプなど人それぞれですよね。
ちなみに私は、感覚過敏はそれほどでもありません。アレルギーが多いとか、化学薬品、添加物がダメとかも特にないです。ただ大きい音が苦手なくらいです。私はどちらかというと、人の感情や念に影響を受けやすいタイプです。
私はHSPというより、どちらかというとエンパスの方に近いのかもしれません。
そういえば、だいぶ前になりますが、私はアダルトチルドレンの集まりにも、参加したことがあるのですが、そこで別にHSPの話題を出すつもりは全くなかったのですが、話の流れでHSPの集まりにも参加したことがあるという話をすることになってしまい、そうしたらある参加者から「HSPってのはね、満員電車に乗れない人のことなのよ。あなたは今日、満員電車に乗ってここまできたでしょ?だから満員電車に乗れる時点でHSPではないわよ!」と言われました。(まあ、満員電車は苦手ですが、都会に住んでたら乗らないと生活できないし‥)あと、その方から「HSPの人ってのはね、皮膚がとっても弱い人のことなの。ちょっとした服の繊維とかにもかぶれちゃう人のことなの。あなたはそうじゃないでしょ?だからあなたはHSPではないわよ」と断言されました。
私はHSPなんです!と強く主張したわけでもなく、話の流れで聞かれたので、「実は以前、HSPの集まりに行ったことがあるんですよ〜」と、さらっと軽く言っただけなのに、なんかちょっと面倒なことになったな‥と思ったので、いえ!私は誰が何と言おうとHSPなんです!!HSPというのは〜と、主張するつもりもさらさらないので「ほんとそうですね〜。私も自分でHSPではないと思います〜。ただなんとなく集まりに行っただけなんですよ〜」と、適当に同意しつつ、ごまかし笑いしながら流しときました。そうしたら、その方も満足そうに納得されていました(笑)
ほんと、迂闊にHSPの集まりに行ったとか話すもんじゃないな(アダルトチルドレンの集まりなので、言っても問題ないかな、と思ってしまった私の判断ミスですがね)、とんだとばっちりだな、と思ったエピソードでした(笑)