出雲旅行記 (3) : 海底遺跡と夕日の祭り
続きです。
実はこの経島の周りに、例の海底遺跡が眠っているのです。
私は海に潜るのは無理にしても、この旅の目的は、この海底遺跡(の近く)を見るためだったので、念願が叶いました。
経島の上の辺りをよく見てみると、小さな鳥居とお社が建っているのが見えま
す。
ズームしてみます。
この経島は、日御碕灯台から目と鼻の先にある、車で2、3分の場所にある日御碕神社の御神域で、神職以外は立ち入り禁止なのだそうです。
この経島の周りに海底遺跡があるのは、近年に地元のダイバー達によって偶然、発見されたそうですが、それ以前は御神域のため、ダイバーがこの辺りの海に潜ることも禁止されていたそうです。(現在はダイビングは許可されているみたいです。島への上陸は禁止)
この経島や、経島の周りの海域は、昔から、聖なる場所だったんですね。
この経島を見た後、先ほど記述した、日御碕神社(日御碕灯台から車で2、3分)に行ったのですが、そこの立て看板にこちらの経島の記述がありました。
(画像を圧縮しているので、文字が不鮮明になっていてすみません)
日御碕神社の御祭神は、天照大御神と素盞嗚尊ですが、天照大御神がこちらの日御碕神社に祀られる前は、先ほどの経島に鎮座されていたそうです。
毎年、8/7に経島で夕日の祭りが行われるそうです。
先ほどの経島のズームで撮影した、小さなお社の場所ですね。幻想的な光景で美しいです。
色々、調べてみると、この夕日の神事は、かなり昔の時代は、経島周辺の沖にある「タイワ」と呼ばれる場所で、行われていたという言い伝えがあるそうです。
しかし、地震などの何らかの理由で、「タイワ」が水没してしまい、今の経島で行われるようになったのだとか。
海底遺跡は、遥か昔、このタイワで行われていた、夕日の神事が行われていた場所の跡なのかもしれません。
私は何故、この海底遺跡の予知夢を見たのでしょうか。
それまで、出雲に行ったこともなかったし、海底遺跡があることすら知りませんでした。
この場所に夢でアクセスするということは、何かしら、私にとって縁のある場所なのかもしれません。過去世のどこかで、この場所に関わっていたのかもしれません。
続きます。